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2010/05/24/Monday

今、シネマ5は、ほのかにバラの香りがします。
「パーマネント野ばら」の公開に向けて、たくんのバラの差し入れをいただきました。






クラシックな形のバラたちは、「パーマネント野ばら」にぴったり。





素朴でワッと明るい感じなのに、はらはらと花びらが散って

とてもはかなげ・・・。




ああ、今日もどこかで野ばらたちは恋をしてるのねー。





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2010/04/18/Sunday

新しいスタッフが入ると、私は毎日が体力勝負になる。
なぜなら、怒るからだ。

叱るのではなく、いかる・おこる。
ヒステリック・・・である。

これは、新しいスタッフが若ければ若いほど、私は怖い。

と、ここまで読むと、かなり横暴・いじわる・いやみな上司だ。
が、それがねらい。

毎日、シネマ5のバイトに行くのが、出がけに一度は「あぁ、いやだ」と一瞬よぎってほしい。
それを上回る映画への面白さが、彼らをシネマ5の労働へと惹きつけてほしい。
そうならないかなぁ・・・と思いつつ
私は毎日体力をつけて、出勤する。そして1日で体力を使い果たしベットに倒れ込むほど、真剣に怒る。

ま、これは理想で、実際は怒られたことなど忘れて、彼らはやって来る。
「支配人と映画の未知なる話が今日はできるだろうか・・・」などと考えながら。
(支配人とそんなに毎日話せる訳ではないが・・・)

いつも良いことがおこり、いつも良い人と出会うばかりではない社会生活の始めの頃で、
こんな嫌みな上司に会うのもまた良いのではないかと思うのです。
若くて柔軟で、再生力が強いうちに。




いま、上映している「牛の鈴音」(うしのすずおと)http://www.cine.co.jp/ushinosuzuoto/index.html
この中にでてくるばあちゃんが、とにかくいやみだ(笑)。
このばあちゃんの口の悪さにはまいった。あまりの悪口に、辟易・・・ではなく、ちょっと笑ってしまう。
映画を見終わる頃には、ばあちゃんがかわいらしく、愛おしく見えて来る。
そして、私は大泣きで画面を見つめているのですが。

「牛の鈴音」は、このばあちゃんと60年連れ添ったじいちゃんと、
そのじいちゃんと農作業を30年も一緒にしてきた牝牛のドキュメンタリーである。
牛は本来、15年くらいの寿命だそうですが、この牛はもう40年も生きている。
もちろん牛は無口だ。じいちゃんはここぞと言う時に、鋭い言葉を発するのみでいつもはしゃべらない。
そして四六時中、不平不満を口にするばあちゃん。
この絶妙なコンビネーションに、まいってしまうのだ。
不思議なドキュメンタリー作品です。
自然に生きるって、こういうことかもしれないと・・・。

シネマ5にはめずらしく8週間のロングラン。
残すところあとわずか。
見逃してほしくない、作品です。(レンタルDVDにはならないよ。多分)



「牛の鈴音」のばあちゃんに親近感を抱きつつ、
私は今日も怒るのである。
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2010/02/16/Tuesday

良く知らないもの、
こと、

なのに、

それにおもわず感動することないですか?

私はちょくちょくあります。

映画はもちろん。。。。。
ストーリーや演技力、画面のアングルの美しさなどなどを飛び越えて、
なにがなんだかわからないけれど、
ごーんと深く・濃く・重く・軽く・自由で・光っている。
そんなものにときどき出逢います。
それを芸術、アートと呼ぶのだろうか・・・。
でも、そんな言葉で呼びたくない。

つまり、説明や理屈・理由がない。

言葉にも簡単には言い表せない。
でも、それは人を幸せにする。

そんなもの。


今日、というか昨日15日、音の泉ホールで、
ベートーベン作曲 チェロとピアノのための全作品 演奏会
石川団十郎&マルクス・シルマー
のコンサートへ行って来ました。
日頃クラシックをじっくり聞くことはあまりないし、
よくわからないけれど・・・・・。

でも、何かがうねっていました。
今回は明るく澄んだ光のような、日差しのような、
そんなものがこの団十郎とシルマーの演奏している上の方に。
ベートーベンの曲!! って意識して聞いたことなかったので、あまりのやさしいさにびっくりでした。
チェロの音もあんなにやさしいとは。

ときどき、こんなふうに意味なく押し寄せる幸せな出逢いがあります。

明日16日、また聞きに行きます(音の泉ホール19時にて)。

明日のベートーベンはどんなだろう。
この二人はどんな演奏をするのだろう。楽しみ。です。



当日券も多分、まだちょっとはあると思います。
興味のある方は、この機会にぜひ。
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2010/02/12/Friday

毎日ぼやーっとしてる、中途半端な私にもってこいの出来事。


明日13日(土)から始まる映画『ドキュメンタリー頭脳警察』http://www.brain-police-movie.com/


1部、2部、3部に別れての上映ですが、
全3部見ると5時間14分!!!!!!

半端じゃない長さですが、
このロックバンド頭脳警察の人生は、もっと半端じゃない。
見ごたえたっぷりです。

そして、なんと明日の初日は、監督・瀬々敬久さんが来場!!!
舞台挨拶、トークショーが決定

めったにない機会です。
興味のある方は、ぜひ!
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2010/01/27/Wednesday

大寒も過ぎ、2010年の1月があっという間に過ぎようとしています。
みなさま、いかがお過ごしですか?
遅くなりましたが、本年もよろしくお願い致します。

久しぶりにカクラを覗くと、もの作りしている人っていいなぁ、とあらためて思います。
料理や陶芸、家具、建築・・・1日中その仕事と向かい合う、ある意味、一心不乱、静寂な時間。
うらやましく、あります。

年明けのシネマ5は、社会状況と同じように、厳しい風が吹いています。
2010年の低空飛行の幕開けです。
それで、あせっています。とても心穏やかではいられない。
こんなに面白い作品勢揃いでも、なかなかその良さは伝わらない。
あれやこれや忙しく、無駄に焦りまくり動きまくりじたばたしてます。
かなりの空振り、空回り。

そんな中で、じっくり考えさせられる映画が
今上映中の『脳内ニューヨーク』。
あるニューヨークの劇作家が自分の頭の中の“理想の今”を、壮大な舞台にしようと
大きな空間の中に、今住んでいる日常の景色を写し取ったようなニューヨークの街角を再現し、
自分を演じる役者を配置し、日々を演じさせる。
が、しかし現実が現在進行形であるために、舞台も現在進行形でいつまでも完成しない。
まるで、自分の人生を外から眺める神の目線である。
でも、それさえも舞台の中に、組み込んで、現実も舞台もごちゃ混ぜになっていく・・・。
生きて行く限り、変化し続けるこの舞台は、というかこの映画は
見終わった後の私の生活までも巻き込んで、
もう2週間ぐらいこの映画の中の現実の中で、私的な思索が続いています。

まるで、小さい頃にどこかで聞いた、
目を閉じると夜になり、目を開けると昼になるという話を思い出す。

今生きているこの自分自身の存在が、結局のところ、自分が”感じていることに過ぎなくて、
他人と関わりを持っても、結局は自分が感じていることの中から、相手の気持ちを推しはかって感じるだけである。
自分が他人でない限り、その人のことを完璧に理解できない。
(ほら、ごちゃごちゃになってきた・・・汗)
もはや、世界は自分の中にしかない、という現実にぶち当たる。
もちろん、生きている限り、外から自分が予測していないことが身に降りかかるのだけれど
それを感じ取るのも、また自分の感覚でしかない。
人って不思議です。
本能の欲求とは別に、思ってもみない意外なことを考える。(この映画の監督チャーリー・カウフマンも)
動物にはありえない(食物を食べ、昼と夜を繰り返すだけではない)
時には欲求とまったく反対のことをしてしまったりする
人間という不思議な思索エネルギー物体。

本当に目を閉じる時に、やっぱり自分の世界は終わるのかと思うと

今(これからを)、どう過ぎて行けばいいのか、(より深く感じ取る敏感な思索物体になるためには)
それを考えて、また心ざわざわしてしまうのです。
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