佐伯が地元で踏ん張る
春季県体・第52回県内一周大分合同駅伝競走大会(県、県教委、県体育協会、大分陸上競技協会、県内各市町村、大分合同新聞主催)第2日は23日、佐伯市から竹田市までの5区間48・9キロであった。
選手は午前10時、佐伯市役所前をスタート。春の陽光を浴びながら、同市弥生・焼肉園前まで走り抜いた。正午に臼杵市野津中央公民館前からシニア区間で再出発。同市南野津(王将しいたけ前)、豊後大野市役所前、旧緒方工高裏門前を通り、竹田市役所前にフィニッシュした。
大分と臼杵が抜け出す
【評】1キロあたりまで6人で先頭集団を形成。そこから大分と臼杵が抜け出した。臼杵の丸岡が大分の勝田の後ろでぴったりマーク。だが2・4キロ付近で勝田が徐々に引き離した。
別府は3・5キロすぎで前を行く玖珠をとらえ、巻き返しに弾み。玖珠は別府に離されながらも7秒差で食らい付いた。日田はやや伸び悩んだ。宇佐は序盤の下位から猛追。佐伯は地元で踏ん張った。豊後大野、由布も順位をほぼ維持。竹田、国東・東国東、豊後高田は数秒差でフィニッシュ。初日最下位だった津久見が健闘。中津、速見は出遅れた。杵築は9・5キロ地点で脱水症状により無念の落後。
温かい飲み物どうぞ
佐伯市役所前では市教委の女性職員4人が、温かい飲み物を振る舞った。大会関係者らは体を温め、2日目のスタートに備えた。職員は「選手の頑張っている姿に心打たれる。最後まで走り抜けてほしい」とエール。
青空に向けて号砲
スタート地点の佐伯市役所前では、西嶋泰義市長がスターターを務めた。「年々、大会のレベルが上がっていて市民の注目も高まっている。精いっぱい頑張って期待に応えてほしい」と選手らを激励。ピストルを青空に向けて号砲を鳴らし、選手を送り出した。
広瀬知事は県内経済の状況を「一部に明るい動きが出ているが、中小企業に回復感は乏しく、雇用はむしろ厳しさを増している」と指摘。景気対策のため中小企業への金融支援を拡大する一方、追加提案予定の本年度補正予算案と合わせて本年度を上回る投資的経費を確保する「思い切った対策を講じる」とした。
県政課題では、特に子どもと子育てへの支援を「県の明るい未来をつくる上で極めて重要」として成長段階に応じた対策で総合的に満足度を上げるために部局連携で取り組む決意を強調。社会資本整備の予算は必要額を確保していく方針を示した。
当初予算案は、歳出を人件費と事業費に分けた場合、行財政改革によって人件費が1・1%減少。景気刺激のために必要な建設事業などに充てて事業費は1・4%増にしたとして「積極予算」の努力を強調した。