花粉飛散今年は少なめ 昨年の43%予想
今年も“花粉症の季節”が間近に迫った。県内の花粉の飛散は今月上旬から始まり、飛散量は例年に比べて少ないと予想されている。花粉症の症状に悩まされている人の苦労も例年に比べると軽減されそう。県医師会は今年も1日から4月15日まで、大分市や中津市など、県内10地点の花粉情報を提供する。
日本気象協会によると、県内のスギ花粉の飛散は今月上旬から中旬にかけて始まる。飛散が本格化するのは同下旬から3月にかけてと予想している。環境省もスギ花粉の飛散開始時期を「西日本は例年よりやや遅く、東日本、北日本はやや早い」と予測。花粉の飛散量は例年に比べて少なく、大分市の花粉飛散量(1~5月の合計)は1平方センチ当たり3300個で、昨年の43%にとどまりそう。
花粉の飛散量は前年夏の気温や日照時間に影響を受けるとされる。昨年8月の平均気温は27・3度で平年より0・5度高かった。しかし、日照時間は7月と8月の合計が平年を約80時間下回ったため、花芽の成長が抑えられたとみられる。
日本気象協会は「大分市など沿岸部では、晴れて内陸からの風が強い日などは、花粉の飛散が増える恐れがあるので注意が必要」と話している。